自由にデザインできる樹脂製サイン「3Dアートレター」受注開始

自由自在な発想でデザインできる屋内用樹脂製サイン（切り文字）「3Dアートレター」の本格受注を開始しました。設計者によるCADデータを基に、複雑な立体形状や、一般的な切削加工では難しい形状に対応する独自の製造工程を確立しました。近年、ブランド／コーポレートロゴマークなどは立体感や凝ったデザイン特徴が増えています。ネットや紙上で表現できても、現物を製作するのは課題が多いのが実情です。「3Dアートレター」はデザインの制限を受けることなく、インテリア性や質の高いデザインづくりを追求することが可能です。

複雑な立体デザインを表現

「線が細くて腰高の文字デザイン」や「立体を組み合わせるロゴマーク」などでもサイン（切り文字）として表現することが可能です。一般のルーターや4/5軸加工機を使った切削加工では手間や工数がかかりすぎるといった課題があり現実的ではありませんでした。「3Dアートレター」は独自の製造工程により1ユニットごとに一体加工できるようにいたしました。1ユニットの加工範囲は縦250mm×横250mm×高さ250mm。ユニットを連結することにより大型サインにも対応できます。豊富なカラーバリエーションから素材の色を選択できるほか、箇所別に色分けを施す加工も可能です。

製作は1週間程度からと短納期

事前に製作するデザインの綿密な打ち合わせは必要になりますが、仕様が確定し、3Dデータが完成すれば承認いただいた後に、社内構築した一貫体制により製作期間は1 週間程度から（個別の注文数量により変わります）で、短納期に対応します。小ロットの注文に限らず、量産ニーズにも対応可能です。

環境負荷を低減

「3Dアートレター」は成形素材として、PLA樹脂（ポリ乳酸）をメインに採用しています。PLA樹脂はトウモロコシやジャガイモといった植物由来を原料としたプラスチック素材。廃棄後にも二酸化炭素（CO2）や水に最終的に分解するのが特徴で、環境への負荷低減に貢献できます。これ以外にも耐熱性や対候性の高いプラスチック素材を選ぶこともできます。